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繊研新聞

 岐阜の中小アパレルメーカーが本社の近くで自ら縫製工場を運営する動きがある。
外注先の国内工場が廃業などで操業を中止する中、安定したものづくりの基盤を確保する必要があるからだ。
技術力が評価され「数カ月先まで受注はいっぱい」
最近の円安や中国での生産が難しくなっていることもあり、国内生産に追い風も吹いているが、
アパレルのソフト力と生産機能を併せ持ったことが強みとなっている。

ティ・スタイル(田中義憲社長)は11年3月、本社を移転した際に隣接してアトリエを立ち上げた。「グレードの高いキャリアゾーンの商品を国内で生産する」(田中社長)のが狙いだった。それまで全てを外部の縫製工場に委託していたが、「思うように商品が作りたい」として工場設置に踏み切った・・・(中略)